中途半端なものの価値は低いと言えるのだろうか。
中途半端を完成品にすればいい。
私の腕ではここまでしかできない。
じゃあそこまでで完成したものとして商品化すればいいのでは。
そんなもの誰も買わない。
じゃあさらに中途半端なものとくっつけて完成品にすれば?
完成って、誰がそれで完成だって決めたんだ。ネジ一本でも売れる、そのネジを使ったロケットの方が完成品でネジは半端ものか?ロケット専用のネジだったとしても、ネジは完成品でそれだけで価値を生むんだ。
中途半端にしか弾けない楽器奏者も、中途半端な部分が集めればオーケストラにできるかもしれない。
1フレーズだけ名曲ができたら、他は適当なものでもある程度の曲として完成できるんじゃない?
中途半端なことしかできない人間なんて山ほどいる。
むしろ0~100まで会社のことできる人間の方が少ないでしょう。
中途半端でも立派な完成品かもしれないよ?